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幸福雑音

女性向け二次創作サイト。 イベント参加情報もここに載せています。 オフは忍たま、オンでは青エク中心。

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☆ss「ロンド」長編③ 勝燐♀

 その男はいつも物知り顔でにやにやと雪男の顔を見ていた。油の抜けた中年の癖に。その目だけが眼鏡越しにぎとぎとしていた。雪男はその見透かしているような目が苦手だった。しかしその男――、藤堂三郎太が雪男をほっといてくれないものだから、何回か話をしたこともある。別に仲良くしたい相手じゃなかったから、その会話の内容はかなりえげつなかったような気がする。
『所詮気持ちで思いやっていても、それには何も拘束力がないんだ。だから結局、プラトニックは夢物語になってしまう。』
『藤堂先生。僕はまだ未成年ですよ。』
『でも未成年らしからぬ悩みを持ってそうだけどね。』
 姉を守りたい。姉を独り占めにしたい。姉を生涯の伴侶にしたい。願えども願えども、いくら努力をしたって、雪男には越えられない一線があった。
『君の恋の相手はお姉さんだろ? 別に違うって言ってもいい。でも、お姉さんとは両思いじゃないようだね。お姉さんは別の誰かに恋している。お姉さんの彼を思う気持ちは、日ごとに強くなっている。相手の彼はどうか知らないよ。』
 雪男は黙って聞いている。聞くに堪えない現実を。藤堂は雪男が黙っているのをいいことに、まだまだ好き勝手喋るつもりでいるらしい。
『君達姉弟の網走行きが早まったそうだね。夏休み中には既に北海道か。涼しくていいかもね。でも本来は三年後の三月だったよね。二年も早めるような理由は、おじさんには思いつかないよ。君がごり押しした以外の理由はね。でも考えてみて欲しい。このまま彼女と彼と引き離した。それで君のお姉さんは潔く諦めてくれるかい? 彼はお姉さんを忘れてくれるかい? 答えはノーだ。こんな世界でプラトニックラブが成立する可能性はほぼゼロだと考える僕でさえも、彼らの今のところの恋愛は止められる自信はない。君だって思うだろ。君はお姉さんを網走の檻の中に閉じ込めて、保護という名目で首輪やら足枷やら着けたつもりだろうけど、姉の心はどうにも縛られてくれない。』
 まさに雪男が抱える苦痛そのものを藤堂は平気な顔して言葉にした。雪男が口が裂けても言えるはずもない、言いにくい言葉をこの男は平然と言った。
『君の愛は歪んでいる。』
『僕はただ姉さんを――。』
 守りたい。
 それが雪男が持つ最大の大義名分だ。しかしそれすらも藤堂は踏みにじるように反論を繰り出してきた。
『そう。君はそう言い返すしかない。本音を否定するような自分じゃないと誰も認めてくれないからね。ましてや君にお姉さんを押し付けて、一緒に閉じ篭ってくれなんて言わない。でも考えてみてくれよ。君のような歪んだ愛無しに、誰が彼女を守れる? 誰が守ろうとしてくれる? 誰もあの娘を守ろうなんて考えないだろ。何十年も生きた爆弾を抱えるより、殺してしまって、たかだか一人の少女の後ろ暗い死の秘密を抱えるほうが、正十字騎士団という組織にとって楽で合理的だ。だからこそ僕は君を賞賛する。歪みながらも君は困難な道を選んだ。そして、その道を歩き続けている。でも僕は君が痛々しくて見てられない。だって君はお姉さんにその悲痛な頑張りを褒めて貰えない。認めて貰えない。むしろ煙たがられる。……言い方が悪かった。言い換えれば、それを孤独な人生の始まりだと悪気無く悲しまれてしまった。今までの人生の孤独とは切り離してね。なんて悲しいんだ。でもそれは君の責任でもある。君は歪んだ愛に従いながら、人間としてのルールにも縛られているからだ。』
 何故か最後のほうになって雪男は顔を上げる。
『人間としての……ルール?』
 顔を上げた雪男に藤堂は優しく微笑みかける。
『恋敵と姉のプラトニックを打ち破りたいなら、そのどっちつかずの姿勢はやめたほうがいいってことだよ。』
 ばしん。雪男は手のひらを机に叩きつける。
『僕に姉を辱めろと言うのですか?』
 プラトニックの正反対の恋を考えれば、藤堂が提案するであろうことは理解出来た。しかし雪男は理解してしまったことを後悔する。これではまるで自分の頭の中に、最初からその選択肢があるみたいじゃないか。
『そういう言い方こそが、どっちつかずなんだよ。君は一人の少女の人生を拘束しに掛かってる。しかも誰よりも愛する姉に対してだよ。自由と選択の無い人生を、愛する女に押し付けようとする時点で、既に君はお姉さんの人生を十二分に辱めている。もうこうなったら、一つになればいいじゃないか。お互いに秘密を以ってして、お互いの人生を辱めて、縛り合うしかない。』
 よくも聖職にありながら、長々とそんなことを喋れるものだ。けして自分はこの男の言葉に呑まれやしない。そう思った。
『禁欲というのは、よっぽど人間性を損なうものなのですね。僕の父も聖職者でしたが、同じような職業の方々も多く見てきましたが、貴方みたいな人には初めてお目にかかりました。僕は貴方を反面教師にするつもりです。』
 
     *   *   *
 
 女の子の友達なんて、十五年間まったく出来なかった。馬鹿力で乱暴者の化け物だと、燐は同じ女の子に怖がられていたから。なんで異様に力が強いのか。幼い燐には全然分からないから、余計に頭の中がぐるぐるして痛くて、くらくらして、余計に他人に対して暴力的になってしまう悪循環。
 それを繰り返していたら、いつのまにか学校にさえ通えなくなっていた。
 化け物と呼ばれるような原因の「なんで」が分かって、燐は学校と祓魔塾に通うようになった。もう子どもじゃなかったから、癇癪を起こして誰かを不用意に怖がらせることはなくなった。だけど、友達の作り方の蓄積がなかった燐には、誰かに声を掛ける勇気がなかった。
 そんなとき、燐はしえみが羨ましかった。彼女はやることなすこと、いちいちぎこちないけれど、怖がらない。あの庭に閉じ篭って過ごしたから、人間の悪意も容赦の無さも知らないからなのか。
 出雲の、朴との関係に今までいなかった三人目が入ってくるのが嫌という露骨な態度にも臆する様子がなかった。それが羨ましい。燐はいちいち人の言葉に反応して、暴れて嫌われるを繰り返した自分が嫌になった。
『お前なあ。野郎には何を思おうが勝手やけど。女子にはもうちょい、気軽に話しかけてもええんやないの? 杜山さんも神木に何言われようと気にしてなさそうやし。』
 燐は驚いて声が出なかった。男に対しては辛辣というか、あからさまに喋るのも嫌そうな態度を取ってきた自覚があった。そんな自分に勝呂は声を掛けてきた。それには出雲にパシリ扱いされても物怖じしなかったしえみに感じたものと、同じものを感じた。
『あ? なんや。』
『勝呂はなんで、俺なんかに……?』
 あの化け蛙の件と、貸して貰った髪留めで、貸し借りはチャラになったはずなのに。この男が自分に声を掛けて、しかも自分がクラスの女子に声を掛けられないことに対して、気にかけるようなことを言ってくれるような義理はないはず。
『ああ? お前が物欲しそうな顔して、アッチばかり見とるからや。勝気そうな顔して、どんだけ人見知りの恥ずかしがりやなんや。』
 勝呂はしえみと出雲のいる方向を指差す。
『恥ずかしがりや、じゃねえよ。』
『ならいっぺん声掛けてみいや。』
『うっ。』
 背中を押されて席から一歩踏み出す。後ろで勝呂が見てるから、ここで踵を返すと何を言われるか分かったもんじゃない。何せ自分は勝呂と一度喧嘩している。カッコ悪いところは見せたくなかった。もう十分に恥ずかしがりやだって思われているけど。ここで退いたら勝呂には、そんな奴だって思われ続ける。一回くらい勘違いとかで思われるならともかく、思われっぱなしは嫌だった。
 そして、燐は緊張したままだったけど、しえみと出雲に声を掛ける勇気をやっと出した。
 
『ああもう! 何人でも良いわよ。私と朴の仲をそんなに邪魔をしたいのね? あんたも。あんたも。』
 三人の女子に声を掛けた燐を待ち受けていたのは、やけくそに叫ぶ出雲の声だった。
『神木さん。私、邪魔したいわけじゃないよ……。ただ、神木さんと朴さんの、仲間に入れて欲しかっただけ。』
『それが邪魔って言ってるのよ――。二人だけで淡くて甘い世界に浸っていたかったのに。杜山さん。いや、しえみっ。お前がなあ、性懲りも無くついて来るもんだから、いつのまにやら奥村さんまで寄ってきちゃってるの。』
『俺も、迷惑かけてるつもりじゃ……』
『出雲ちゃん。』
 朴が柔らかな笑顔で出雲に微笑む。その微笑の意味を出雲はとうの昔に悟っているけど、その微笑を向けられたら逆らえない。
『だから諦めたって言ってんのよ。その代わりねえ、あんたたちはあくまでおまけよ。私の朴に大それたこと考えた時点で、あなたたちはとてつもなく後悔することになるのよ。』
『いや出雲ちゃん。手を出すのは私のほうだから。』
『朴ぅー。』
 半泣きになった神木出雲が朴に抱きついて掻き口説いてる。
『他の女に色目使わないでよっ。』
『うーん。燐ちゃんの胸もしえみちゃんの胸も、目移りしちゃう。』
 燐としえみには理解しがたい次元の言葉だった。しかし薄々、朴の陽だまりのような微笑の裏には、とてつもないダークサイドが広がっていることを悟った。その性癖が女性の特徴としては顕著な胸部に集中していることも。
『出雲ちゃん。出雲ちゃんも頑張って育てていこうね。』
『うぅ……。朴ぅ……。』
 燐の初めての友達作りは成功裏に終わったが、とんでもない失敗もしでかしてしまったようだった。しかし後日、その様子を勝呂に話すと、勝呂はようやったと燐の頭を撫でてくれた。その日から燐の男子に対する威嚇行為はぱったりと止んだという。
 
     *   *   *
 
 北海道の空の下、メフィストフェレスは弟のアマイモンとジンギスカンに舌鼓を打っていた。
「兄上。北海道まで呼び出してどうしたのですか。」
「我らが末の妹がいる北海道ですよ。」
「奥村燐のことですか。」
 アマイモンは無表情にラム肉を頬張っているが、その声音には果てしない呆れが混じっていた。
「父上の炎を受け継ぐ娘とはいえ、大人しく北国に一年も引き篭もるような娘を、どうして兄上が目を掛けてやってるんです?」
「大人しく引き篭もるね……。」
 じゅーじゅーと野菜の水分と肉の脂が跳ねる音をBGMに、メフィストは語り始める。
「あの娘は大人しく引き篭もっているわけじゃないですよ。あれは雪男君の姉を思う頑張りの賜物だろうね。でもそれは、あの娘にしても私にしてもちと都合が悪い。」
 アマイモンは首を傾げる。メフィストは構わず肉を口に運んでゆっくり咀嚼して飲み込んでから言葉を続けた。
「サタンの娘でありながら祓魔師になろうとするという数奇な運命に置かれながら、彼女の物語には動きがないんだよ。平穏に時間が過ぎすぎている。本当ならもっと怒涛の展開というか、馬鹿騒ぎみたいなことが一年前にもっと起こってもいい。なんだか本来の物語から二・三年遅れているような気分だよ。漫画に例えると、もっとテンポよく面白くなるはずっていうやつですね。」
 それが悪いとはメフィストは言い切らない。でも悪魔だから、この世界は物足りない。
「あの末妹はそういうことは考えていないでしょうけど。そろそろなんかやらかしても可笑しくないでしょう。だからこそアマイモン、貴方を呼んだわけです。」
 唐突な話題の振り方にアマイモンは胡散臭そうに兄を半目で見つめる。
「なんでしょう。兄上。」
「あの末妹が近いうちになんかやらかしたら、その片棒を担いでやって下さい。」
 アマイモンは無表情なまま言う。
「兄上。弟に頼みごとをしたいのなら、もう少し謙虚な態度でしたほうがいいですよ。」
 
     *   *   *
 
 雪男は少し焦っていた。一年も経てばもう観念すると思っていた姉が、意外と頑張り屋さんだった。本土にいた半年間で、余程勝呂にする理由が出来ていたらしい。手作りクッキーで貯金なんて、なんていじらしいんだろう。他の男のためでなければ、雪男はその背中を押してやれただろうに。
 少しずつだが貯まっていく小金が、雪男と燐だけの甘い生活の秒読みの時計の針の音のように思える。とりあえず得意の策を弄してみることにしてみる。
 
「姉さん。僕これから任務で何日か出るけど、留守大丈夫だよね。」
「お前しょっちゅう任務だよな。さぞかし貯めこんでんじゃねえのか?」
「姉さん。それを言っちゃ駄目だよ。祓魔師の報酬は必要経費も込みなんだよ。」
 そんなことを言いながら、雪男は既にマイホームが建てられるような金額を貯めこんでいる。だけど燐には内緒だ。そして必要最低限の金額しか渡していなかった。
「姉さんも貯金頑張ってるじゃないか。」
「お前、なんでそれ知ってるんだよっ。」
「前、そういうこと言ってなかったっけ。クッキーを売ってどうのこうの。」
「あ。クッキーのことか。そうだよ。」
 燐は雪男に対する後ろめたさから、それ以上は言い返さなかった。勝呂に会うための貯金だということを、うっかり口に出さないためだった。
「じゃあ。行ってくるね。」
 雪男はスーツケースを片手に教会から出て行く。雪男がいない間に精々クッキー作りに精を出すべと燐は厨房に向かう。
 厨房は昔この教会にまだ祓魔師が大勢いたころに作られたので、二人暮らしにしては大きすぎる設備だった。この網走がスノーマンの大量発生地点で開拓民が多かった頃は、同時に二桁の人数の祓魔師が投入されたらしい。だが今はほとんどのスノーマンは駆逐され、それ故に燐が来るまでは閉鎖された教会だった。
『この教会も俺も、見捨てられたのかな。』
 死に掛けた建物が、燐が来ることで息を吹き返した。燐はあの正十字町に帰れるなら帰りたいと思うが、またこの教会が打ち捨てられることには、わずかに胸が痛んだ。この古臭くてだだっ広い厨房にもお世話になったのだから、愛着のようなものを感じている。それは藤本獅郎に育てられた教会での思い出とも重なるせいだろうか。
 厨房はオーブンとコンロと流し台と調理台が横並びになっている。燐は広すぎる厨房の使わない部分には覆い布かけていた。だから厨房の半分以上の面積は白い布で覆われている。
「暗いこと考えるのはやめだ! とりあえず今日はいつもの倍はバリバリ作らないと。」
 燐は冷凍庫にバターとかの材料を取りにいく。台所を見るとボイラーのスイッチがオンになっているのを見つけた。
「おいおい。昼間は使わねえのに、なんで点いてるんだよ。」
 ボイラーをつけっぱなしにするのは冬の真っ只中の時期のはずだ。燐は小走りでボイラー室に向かう。ボイラー室に近づくにつれ不吉な匂いが鼻を掠める。
「嫌な予感がする……」
 嫌な予感は的中した。なんだか嫌な音を立ててボイラーが暴走している。熱の所為でボイラーそのものに近づけない。燐は走って教会で事務所代わりにしている部屋に向かい、様々な連絡先をメモしているノートを広げる。ページをめくって地元のボイラー業者に電話を掛けた。
「もしもし。正十字教会網走支部の奥村ですが」
 そのとき、ボイラー室からボンっという破裂音がした。
「……」
『どうかしましたか。奥村様。』
 受話器の向こうから事務のお姉さんが心配そうに声をかけてきた。
「すみません。中型ボイラー一台お願いします。うちのボイラー、爆発しました。」
『え? ボイラーが爆発?』
 お姉さんはそれはお気の毒というように、うちの専門の職員もそちらに向かわせますと言ってくれた。あと念のため消防車も呼んだほうがいいとも。燐はありがとうございますと丁寧にお辞儀をして受話器を置いた。急いでボイラー室に行くと、ボイラーは煙を上げているだけで、その原型はほとんど留めていなかった。
「くそう。雪男が留守の時に限って。」
 不幸中の幸いは、特に火事にならない事態だったこと。しかし九月の中旬でこんな事故は予測していなかっただけに、手元にボイラー代はない。
「くそう。俺のへそくりを出すしかねえのか。」
 留守の間のことは自分の責任だから。雪男が帰ってくるまでに復旧させておかなければ。
 数時間後には車を走らせた業者が駆けつけてくれた。やはり爆発したボイラーは廃棄処分となり、新しいボイラーを丸々買うしかなかった。
 業者はぼやいていた。
「教会自体はぼろいですが、このボイラーだけは去年作られたものなんです。それが使用頻度の低い今、壊れるなんてちょっと信じられないんです。」
 業者は不良品を納入したのかもしれないと燐にひたすら謝っている。保証期間中なのもあって、かなり安価には値下げしてもらえたが、燐のへそくりのほとんどは消えていった。
 業者が帰ったあと、燐はなんだか足の力が抜けてへたりこんでしまった。
「あはは……なんでだろ。」
「りん。おれ、ボイラーにいたずらしてないよ。」
「わかってるよ。クロ。俺昔、石油ストーブ爆発させたことがあったから、もしかしたら俺の変なテンションがボイラー爆発させたのかもしれない。」
 そんなわけがないのだが、そうでも考えないと自分を慰めることが出来ない。
燐は脱力して調理台に突っ伏していた。時刻は夜の九時ごろ。ここで寝てしまっては風邪を引いてしまうかもしれないが、なんとなく億劫で何もやる気がしない。
昔の思い出に例えるなら、誰も燐に話しかけてくれる奴がいないと分かりきっている学校に行かなければいけないという、そんな憂鬱さだった。
 ふいに厨房のドアが開く。そこから顔を覗かせたのは、今朝出て行ったばかりの雪男だった。






とんだ大事故が起きました。ネタばらしは次回です。姉さん微妙にピンチ。

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柴仲達
性別:
女性
職業:
会社員
趣味:
読書、二次創作
自己紹介:
忍たまで「幸福雑音」というサークルで、大阪のイベントに出没しています。
絵描きの竹さんと字書きの柴の二人サークルです。
柴はツイッターもしています。http://twitter.com/#!/hitsugi12

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